2020年FXまとめ

■トレード履歴概要

5月中頃にふとFXを始めて(証拠金5000円)、始めはFX=スキャルピングトレードのイメージがあったので移動平均線をベースに1分足トレードをして、株のときに学んだ知識でいけそうだと手応えを感じたところで、ネットでFXの情報を集め始めたり、FX会社からもらった500円分のバッファがあるので損してもいい資金とみなして、移動平均線以外のインジケータの使い方やシステムで用意されている注文方式の使い方を探るために実験トレードをして、注文方式の仕様としての理解と実際の挙動に違いがないかすり合わせをする。

スキャルピングトレードは疲れるのでスイングトレードはどうか?と、ネット情報では感覚が分からんと5分足縮小表示で広い範囲見ながらまずは適当に長くロングポジション(ショートの損失は無限大だがロングは限定されるので)持ってみることから始めてみると、含み損の数字に怖れながらもだいたい翌日にはプラスになっているので、損切り利確ラインはこのくらいかなぁという感覚ができそうなところでドル安に加速かかってきて(7月)、証拠金維持率のために増資しつつ、まだこのあたりは値が戻ってくる傾向があると思っていたのでスワップポイントを得つつナンピンしつつで損益はプラス。ナンピンした上でのプラスというのは損益と利益が相殺されているというわけでナンピンよりは損切り判断するのが良いだろうとは感じる。

次は、頭使わないトレードできないかと時間をかけてドルコスト平均法的買い方(時間をかける以上はどうしてもスワップがプラスになる方で考えてしまう)をしてプラスになったら決済(ある意味ナンピン買いと同じだが)というのを試してみたら成功したので、悪くないんじゃないかと思うが時間がかかるのが難点。

その間一目均衡表を見ていて日足以外でも十分通用しそうではないかと思い、スキャルピングに戻って1分足で三役好転・逆転(ローソク足が雲を抜けるとだいたいそうなってるのでそのタイミング)に合わせて順張りエントリー、雲の反対側に行ってしまったら損切りするだけのエントリーでだいたい勝てるので、しばらくはこれを継続。

12月中頃に104.25円でショートエントリーしたあと、設定し忘れの自動の損切り注文がなかったので想定外だけどドル安相場だからとそのままにして様子見。104.5円まで上がったときにトレンド反転しちゃう?ロングしてもスワップ付くし下がってもまたすぐに戻るだろうから放置してもいいしとロングエントリーしてしまう。ショートポジションは建値に戻ったときに改めて損切り注文入れておくと刺さってしまう。この時はドル円ショートはスワップポイントマイナスになるから長く持たない心情だったので戻ってくるのを期待して長期保有は考えてなく必ず損切り注文は入れていた。

ドル円ロングはしばらく放置予定なので、あとはドル安に合わせてショート両建てを少ししていたが両建てはやりにくいので、ドル円値上がり待ちの間に他の通貨ペア、ユーロドル、ポンド円、ポンドドルに手を出してみる。

チャート見る感じではドル円と同じルールで大丈夫そうと一目均衡表参考にしてユーロドル、ポンド円にエントリーすると+40pipsで成功。クロス円は難しいというしドルストレートでポンドドルにしてエントリーして+50pipsで成功と調子良かったのでそのままポンドドルに手を出していたら、レンジ相場のときに想定より値幅が大きく、ドル円ルールの損切り-10pipsを繰り返してしまい計-90pips。レンジ相場ではドル円トレードルールではダメだとポンドドル用ルールを作るために少額トレードでしばらく様子見。

改めて作ったポンドドルトレードルールが通用するか少額エントリーすると+220pipsと今までにないくらいの大きい利益になったので(少額なので実際の利益は小さいが)、これは良さそうだと実験トレードを続けてみるがレンジ相場だと建値決済に落ち着いてしまうし、日本の寝てる時間帯に要人発言などで簡単に動くので、1分足スキャルピングが楽でいいのでは(極論)。1分足スキャルピングは試してる感じエントリーポイントしっかり守っていれば安全そう。

Google Play ブックで500円のポイントがあるのに気付いたので、面白そうなFXの漫画を買ってみてGMMAを知る。過去のチャートで照らし合わせてみると良さげじゃないかとTradingViewに設定して、ポンドドルの様子見も継続中。新しく使ってみようと思うインジケータなのでテストにいい機会と思い、Pineスクリプトを覚えて自前のトレードルール(ストラテジー)を設定してみて、バックテストでどうなるかとかエントリーポイントの可視化して、検討しやすい環境を作成。無料コースでインジケータ3つまでしか同時に使えないので、自前スクリプト作成すると複数をひとまとめにできるので3枠をやりくりしやすい。

最後、ドル円は104.5円に当面戻りそうにないし、年も変わるので、一旦リセットして新年から改めようと損切り。せっかく資金3割増していたのに大きい損切りで1割増までに減らす。

■感想

FX初心者が、不慣れなトレードで資金溶かして大損したということなしに1割プラスにしたのは、トレード練習としても良かったのではないかと思う。一度くらいは無茶な逆張りして強制ロスカットされてみたいと思うが。

スキャルピングから始めたので長期トレンドは無視して短期足だけを見れば足りていたところから、15分~2時間足を使ってデイトレード、スイングトレード気味になりだすと、使っているFXトレードアプリで表示できる範囲限界や機能の制限から本当の長期トレンドを把握するのは難しくなってきて、TradingViewの有効活用と日足、週足のトレンドが重要だと理解した(75D SMAを使用)。また、1年くらいは練習期間として捉えて、季節ごとのイベントを一通り経験しておくといいのかなと思う。

約8ヶ月のトレードで様々な見るべきポイントを把握できたので、来年は注意してトレードしていきたい。

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