戸建て物件を購入する場合に知っておきたいこと

消費税10%になるのも延期してるし、マイナス金利の影響でローンの金利も低いし、当初の予定よりだいぶ早いけど賃貸の2年契約更新前に家を買おうという計画があって、家を買うというのは初めてで(親のことだがあらかじめ所有している土地に自身の住居として家を注文で建てるのはあり)、耐震の面で新築か築15年以内の中古で検討して、築浅で中古買うくらいなら新築の方がいいんじゃないかと不動産屋で新築中心に紹介してもらいながら物件巡りしたり質問したりすると、

  • 新築建て売りの場合、カーテンレールや網戸などの設備は自分で工事する(通常必要そうな設備もない素のままの状態でしかないんだと驚き)
  • 新築建て売りに電話回線もあらかじめ用意されてない(電気は引いても電話は引かないんだなと)
  • 建て売りのものだと似たような間取りばかりでどうもティンとくるものがなかなかない(とある不動産屋さんからは土地買って注文住宅がいいかもとも)
  • 新築は当然ながら、キッチン、バス周りなどの既設設備以外になるエアコンなどは別で購入(予算として計上はしていた)
  • 一部屋が狭い、廊下が狭い(実家が広いせいなのもあるが、物件巡りしているうちに狭さには慣れた)

とくに新築建て売りは日常生活でどのような家庭でも必要そうなものが全然ないので「新築って何もないんだな」という印象。物件価格や不動産登記、エアコンなどの費用合わせてこれくらいの価格ならいいだろうと思って買ってしまうと、あとからあれこれ足りないものに気付いて予算計上してなかったとあわてることになる予感。新しいという以外にあまりメリットないなーという感じ。

一方で中古の場合は前の住人が使っていた環境が残っているので、電話回線やカーテンレールなどそのまま使えるし、状況によってはより多くの設備が残っている場合もある。全居室にLANの口が用意されているところもあったり、前の住人の個性を感じるような家も。築年数がそれなりに経っているとリフォームが必要だったりするかもしれないがそこら辺は物件次第。リフォームしたばかりだと中古には見えないのもあったりする。

新築見てまわっても結局どれも似通ってて興味が沸かないので1年くらいかけて良さそうなのポッと出てくるのを待つしかないかなぁとしているうちに、(内覧した上で)建て売りにありがちなレイアウトとは違う使いやすそうな築浅中古物件を見つけてきて、その後も2,3件ほど見たもののやっぱり先の中古物件がいいと即選んで、購入にまつわる諸手続は現在全て完了。前の住人さんの都合でいろいろと残してもらったのが多いので費用面でもだいぶ助かったり。

物件購入してみて個人的に思うのは、新築で満足いくものが欲しければ注文住宅、あまりこだわりなければ建て売り住宅や中古で選ぶのがいいかもしれない(不動産サイトでも書かれていそうなありきたりな感想)。

初期費用としてはネットでも書かれているように物件価格の5~10%くらいの範囲だった。本当にその割合になるんだなぁと思いながら数字出してもらってた。

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